私はお風呂の無い文化住宅で生まれ育ちました。お風呂は近くの銭湯に行く事が当たり前でしたし、お風呂がある友達の家に遊びに行くと羨ましく思っていた事もありました。
小学生の頃、習っていたサッカーの練習後、皆はお風呂に入ってから遊びに行く中、私は瞬間湯沸器から出る熱湯でタオルを絞り、体を拭いて遊びに行っていました。
25歳の頃、ついにお風呂付の家に引っ越す事になり、わざわざ銭湯に行かず、いつでもお風呂に入れる事が凄く嬉しくて、1日2回もお風呂に入った事を思い出します。
ここまでの話だと貧乏自慢の様に聞こえますが、私の思いは全くその逆で、実は私は、「贅沢で幸せな幼少期を過ごしていたのではないか?」と、この仕事をしている事で気付かされました。
というのも、お風呂が無かった25年間の銭湯代を、大雑把ですが計算してみますと、1日家族4人で約1000円、1年間で約36万円、それを25年間分で計算すると・・・、なんと!約900万円くらいが銭湯代として消えていた訳です・・・。
今だからこそわかる事なのですが、本当にとてつもない金額です。
これだけのお金があれば、どれだけ豪華なお風呂を取り付けたとしても、かなりのお釣りが返ってきます。
その頃は、お風呂のリフォームに幾らぐらいかかるのか、もちろん知りませんでしたし、考えた事もありませんでした。只、漠然と、お風呂を取り付けるには、何百万と掛かるのだろうなと思っていたくらいです。
でもこの話、共感してもらえる方も多いのではないでしょうか?
現状、お風呂やキッチンをリフォームするのに、200万円・300万円掛かるものと思っている人が、沢山おられると思います。
でも実際は、数十万円でお風呂を取り替えられたり、流し台をシステムキッチンに取り替える事が可能なのです。
もちろん、使用して頂いても満足して貰える商品が、そのぐらいの金額でリフォーム出来てしまうのです!!
また、こんな話もあります。
昨年の事になりますが、祖母の家に何度かリフォーム会社から電話があったそうです。震災以降、外壁にヒビが入っている事を、ずっと気にしていた祖母は、私に相談する事もなく(そういう仕事をしている事を伝えていなかった私がいけないのですが・・・。)契約し、私が知った時には、既に工事も始まっておりました。恐る恐る見積書を見せてもらうと、その金額なんと350万円!!
・・・後の祭りとはこの事です。
工事はどんどん進んでおり、今更どうする事も出来ませんが、私の方でも工事代をザッと計算してみますと、約200万円程で出来る工事でしたので、とてもショックでした。
しかし、祖母にしても納得した上で契約しているので、この事が間違っているかといえば、そうじゃないのかもしれません。
建築業界では、このような事が多々あるという事も理解しています。
でも、違うんです!私がこの業界でしたい事や、思いは違うんです!
私が小さかった頃、もし周りに、今の私みたいな人がいてくれれば、高い銭湯代を払い続ける事なく、小さくても毎日お風呂に入れる生活を手に入れる事が出来たのに・・・。
祖母のリフォーム工事の話を、事前に聞く事が出来ていれば、もっと安くしてあげる事が出来ましたし、残ったお金で、あの急な階段も、もっと上り下りし易いものに変えてあげられたのに・・・。
と、力になれなかった事が、悔しくて仕方ありません。
皆さんの中にも、お家の事で、色々お悩みの方がおられると思います。
リフォームしたくても、お金が沢山掛かりそうだなと、諦めている方も多いと思います。
そういう方たちにこそ、私は力になりたいのです!
高いお金を払わなくても、限られた御予算でリフォームは可能なのです!!
大きい事、小さい事に関わらず、どんな事でも御相談下さい。
真心・誠実さを持って、共に考え、各御家庭にあった最良の答えを御提案させて頂きます。
気軽に声をかけて頂きたいとの思いで、「住まいの相談処」と謳わせて頂き、私達Re:Homeは誕生しました。
何卒宜しくお願い致します。
代表取締役 大森 航一郎